2018年 新春 のごあいさつ

執行委員長メッセージ

  評議員会こそ高教組の団結力

執行委員長  福 元  勇 司  
 




2017年も、県内外・国外共に、平和、人権、民主主義を求める声が続きました。
学校は、子どもの貧困、超勤・多忙、評価の賃金反映などいくつもの課題を抱える中、組合員のみなさんの理解と協力のもとに高教組運動を進めることができました。

さて、高教組には毎月2回、各学校から分会長が集まります。昨年のある評議員会では、議題で高教組の「規程改正」、とりくみで「管理者評価」を時間をかけて話し合いました。

とりくみについて、各分会からのさまざまな意見が集約され資料として配られました。
タイトルは、「『管理者評価』ではなく『職場環境改善のためのアンケート』に変えた方がとりくみやすい」。リード文に関して、「教職員評価の賃金反映が始まったから『管理者評価』をするというのは、『報復』のようで抵抗がある」。記入シートは、「校長の良い面を記入するスペースを増やした方がいい」、「いや必要ない」。「管理者を評価すると信頼関係が壊れないか」、「ハラスメントの抑止には必要だ」など、老若男女を問わず活発な討議が行われました。分会を代表して初めて発言した評議員も多く見られました。

執行部提案はあるが、分会代表として賛成、反対の意見を背負って会議に出ています。すんなりと受け入れるわけにはいきません。他校の意見に耳を傾け、また意見します。共に学校を良くしたい、管理者との関係は大事にしたい、チーム学校としてどうすれば一人一人が専門性を発揮し合えるか、みんな真摯に議論しました。議長にミスリードは許されません。評議員からさまざまな意見を引き出し、対立点を整理しながら、常に緊張感をもって論理的に議事を進める中で、評議員間の共通理解は次第に深まっていきました。

何を目指すとりくみか、タイトル、リード文、記入シート、その日はついに決着を見ませんでしたが、討議に参加した評議員それぞれの思いはかなり整理されたと感じました。前回からの継続討議でしたが、その日の議論を踏まえて、執行部から「改訂版」をファックスすることになりました。再び各分会での討議を経て、継続審議となりました。その後2回の審議を経て決着しました。

民主主義とは面倒くさいものですね。一人一人の声を大切にしながら、時間をかけて共通理解を図っていく。評議員会のこのスタイルこそが、独立以来50年間、高教組が引き継いできた伝統であり、団結力だと確信しました。

超勤多忙の中、職員会議の多くで議論が低調だとは聞きますが、誰もが自由闊達に意見を出し合い、丁寧に議論が積み上げられた参加者みんなが納得いく民主的な会議でした。

組合員のみなさん、疑問がある時、おかしいと思った時、時間をかけても話し合いを大切にする職員会議を目指しませんか。民主的な職場環境を作るのは私たちです。

      

 沖縄県高等学校障害児学校教職員組合 執行委員長 福元 勇司